【フォレスタ・志村三丁目】さまざまな体験をとおして生きる力と心をはぐくむ保育園

さまざまな体験をとおして生きる力と心をはぐくむ

保育園フォレスタ・志村三丁目は、ママの社会復帰を応援するママコミュニティマム・スマイルが2018年に開園した企業主導型保育園です。

大きな特徴のひとつとして、板橋区では唯一子ども主体の保育施設型アクティブラーニング「楽習保育(R)」を導入しています。

今回は、そんなフォレスタ・志村三丁目の魅力を、ママ目線でご紹介します!!

企業主導型保育園についてはコチラ


遊び・学び

主な公園:城北交通公園、坂下一丁目公園、むつみ橋公園ほか
異年齢交流:あり
プール:水遊び

フォレスタ・志村三丁目は、園での生活や遊びがすべて学びに繋がる体験を大切する楽習保育(R)という子ども主体の保育を実践し、その認定園として認められています。

楽習保育(R)とは?
乳幼児期における「あそび・せいかつ」から 「まなび」へつながる体験を重視する、 お茶の水女子大学名誉教授、内田伸子先生監修により開発された「子ども主体の保育」です。

乳幼児期の目標は、保育者が教え導くのではなく、子どもが自分で考え、工夫して自ら行動できるように、必要に応じて手を貸すことです。

まなびも得られる子ども主体の保育は、子ども自身が楽しいだけでなく、保育者、そして保護者にも「楽しさ」をもたらします。
(小学館集英社プロダクションHPより)

この日は1歳児、2歳児合同で絵の具あそびをしていました。
お部屋の真ん中にパーテーションが置かれ、半分のスペースを使っています。なぜかな?と思って見ていましたが、その答えは後ほど判明します。

はじめ、子どもたちは絵の具を指で伸ばしたり手のひらスタンプをしていましたが、2歳児さんたちが集中してぬりぬりしていると、気付けば模造紙がボロボロに。
そこでおしまいかな?と見ていたら、みんなで丸めて大きな岩ができました!!


いつの間にか平面から立体工作に・・!

平面工作が立体工作に大変身。そして大きな岩を中心に見立て遊びが始まりました。
たまたまそうなったのではなく、先生による見極めと適切な声かけがあることで、ただ遊びで終わらず、子どもたちが自分でさまざまな可能性を発見して学びに繋げることができています。

2歳児さんが集中モードになっている横で、椅子を嫌がる1歳児さんも出てきました。
するとパーテーションの向こう側にいつの間にできていた簡易アスレチックコーナーへひとり、ふたりと移動。また笑顔になって遊ぶ姿が見えました。

パーテーションがあることで、お互いのスペースから向こう側は見えません。見えてしまうと集中モードが切れてしまうので、あえて見えないようにしています。年齢や性格などに配慮した工夫なんですね。

こうして日々集中して遊べる環境が丁寧に整えられているからか、フォレスタ・志村三丁目の子どもたちは全体的に集中力のある落ち着いた子が多いと感じました。


年齢や性格への配慮が行き届いています

給食

自園調理:あり
離乳食対応:なし
アレルギー食対応:あり

楽しく遊んだあとの給食は格別です。
おおむね11:15から昼食の時間ですが、先生が子どもたちの様子を見ながら調整し、給食の時間を決めていました。自然と興味がごはんに向かうような声かけも見られ、笑顔で続々と席に着く子どもたち。さすがの一言でした。

ごはんが目の前に来ると1歳児さんたちがすごい勢いで食べ始めました。
この日出ていたきんぴらごぼう、苦手な子もいるかなと思いましたが、あっという間にピカピカになっていくお皿たち。

入園してたった3ヵ月ちょっとの1歳児さんが、こんなにしっかり給食を食べている姿に驚きです。


衛生面の安心を考慮して食器はすべて陶器。みんな上手にコップ飲みしています

その秘訣は給食の様子を見て明らかでした。調理師さんが子どもたちの食べている様子を見守っているんです。

話を聞くと、子どもたちの様子に合わせて、食材の切り方や味付けを変えていると教えてくれました。実際に子どもたちが調理師さんに「すごくおいしいよ~!」と話す姿もあり、箸が進むんだろうな感じました。


自慢のおいしい手作り給食は、毎日掲示板で紹介しています

使っているのは地域のお肉屋さんやお魚屋さんの食材。近くの農園で子どもたちが採ってきた野菜も!

おうちのごはんのような食べやすい味付けで、子どもたちの食欲もそそられているようです。
先生たちもそのあまりのおいしさに、毎日休憩時間に子どもたちと同じ給食を食べています。

お昼寝・排せつ

スタイル:お昼寝コット
お布団:シーツは園で用意、バスタオルは毎週月曜日持参

給食が終わると、お昼寝コットでお気に入りのバスタオルをかけてねんねの時間。
お布団持参がないのは本当に助かりますね。まだ1歳だし抱っこじゃなきゃ眠れない子もいるかと思いきや、先生のトントンでみんなスヤスヤ。

実はこれも、楽習保育(R)の実践による賜物。
日頃から子どもが体験から自然と気付くこと、自ら学ぶことを大切にしているので、先生たちは基本見守りが第一。

その子の気付きや学びを肯定し必要に応じて手を貸すだけで、先のことまで教えたりはしません。だからこそ子どもたちは過剰に先生たちに依存せず、自立心が育まれていくんですね。

おむつ:紙
おむつの持ち帰り:なし

おむつは紙おむつを使用。保育園で処理して頂けます。
2歳クラスまでの園のため、取材時点(8月)ではまだひとりでトイレできる子はいませんでしたが、絶賛トイレトレーニング中の2歳児さんがいました。

フォレスタ・志村三丁目では、希望によりまだおむつが外れていない子のトイレトレーニングにも対応し、パンツ登園OK。この日もお漏らししてしまった子に丁寧に対応されていました。長時間を過ごす保育園でこのような対応をしてくれるのは、保護者としてはとてもありがたいと思いました。

イベント・その他

▼収穫体験(食育)

蓮根にあるTHE HASUNE FARMで収穫体験を行っています。
昔は定番だった芋ほり体験ですら姿を消しつつあるこのご時世に、フォレスタ・志村三丁目ではなんと季節ごと旬の野菜を収穫しています。

自分たちで収穫した野菜を、園で皮むきをしたりして給食でおいしく頂くというのが定番となっているということで、なんとも羨ましい食育環境です。園でもキュウリやきのこを育てていましたよ。


水遊び中にもキュウリに水やりをする子がいました

普段食べている物がどのように作られているのか、実際に見ることで食べ物への関心、学びが深まりますね。

体験に重きを置いているからこその、大切な園行事のひとつなんだそうです。

この日も、以前畑で収穫した野菜(ナス)がお味噌汁の中に入っていることに2歳児さんが気付き、みんなに教えました。するとみんなも「あ!ほんとだ!」と、お味噌汁に夢中に。その様子がなんとも可愛かったです。

▼ポートフォリオ

わが子が日頃保育園でどんなふうに過ごしているか、とても気になりますよね。

写真の販売は、多くの保育園で行われていますが、フォレスタ・志村三丁目のポートフォリオはとても珍しい取組みなのではないかと思います。

ポートフォリオは、子どもたちの成長の記録。子どもたちの日々のあそびや生活での発見や気付き、その時の表情などさまざまな瞬間を写真と手書きメッセージでまとめてアルバムにしてくれるんです。

一生の宝物になりそうな一品

普段先生とお話したり、写真を見たりしてある程度園での様子は分かりますが、ポートフォリオは長いスパンでその子ひとりひとりの成長を細かく追っているので、完成品を見て泣いてしまうママ続出だそうです。

私も実際のポートフォリオを拝見し、先生の子どもたちに対する愛情が伝わって思わずウルッとしてしまいました。

▼避難訓練、安全面の配慮

避難訓練は、不審者や地震、火災などさまざまなシチュエーションに加え、子どもたちや職員の状態などあらゆる場面を想定して毎月実施しています。

事務職員の方のお話によると、子どもたちが「避難靴はどこ?」と、いつものお散歩ではなく避難をしているという認識で行動している姿に驚くことも多いのだそう。
避難訓練の大切さは、職員だけでなく子どもたちにもしっかりと伝わっているようです。

保育園入口は、門とドアの二重施錠。玄関外や室内に安全カメラを設置しています。

門の中には登園時のベビーカーが置かれていました

案内してくれた先生

2歳児クラス(りすぐみ)担任 たはらまい先生 

日頃から子どもたちをよく観察していて、ひとつの遊びから子どもの反応や状態に合わせて瞬時にさまざまな気付きへとつなげるのが見事だと、ほかの先生たちからも大絶賛!

持っているのは子どもたちと作ったとうもろこしの制作物。ちゃんと皮むきもできますよ。作って終わりではなくさまざまな遊び、学びに展開させていくんだそうです。

そんなまい先生は園のブログも担当されています。
ぜひHPも覗いてみてくださいね。
まい先生、ありがとうございました!

心から通わせたいと思える保育園


ひとりひとりの個性を尊重し、伸ばしてくれる環境

今回フォレスタ・志村三丁目を取材させて頂き、心から通わせたいと思える保育園だと感じました。

働くママやパパの中には、お子さんの教育に割く時間が少ないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなママやパパにとってフォレスタ・志村三丁目はまさに理想の保育園だと思います。

日々の保育の中に、入念に教育的要素が盛り込まれた楽習保育(R)。
あのドラキッズやキッズパルなど有名幼児教室を展開している小学館集英社プロダクションが、発達心理学・保育学が専門のお茶の水大学名誉教授、内田伸子先生監修のもと開発しました。

個人的には週1回幼児教室に通うよりも、毎日フォレスタ・志村三丁目に通う方が価値があるのでは?と感じました。

三つ子の魂百まで、という言葉もあるように1、2歳をここで過ごした子どもたちの将来がとても楽しみでなりません。
(掲載内容は、2021年8月取材当時のものです)

 

フォレスタ・志村三丁目への見学、お問合せはこちら

 

     

保育園フォレスタ・志村三丁目

住所
東京都板橋区坂下1-18-14 ハイツ高富1階
電話番号
03-5918-6507
理念・保育目標

保育理念
さまざまな体験をとおして生きる力をつけ心をはぐぐむ

保育目標
▪自分の好きを増やし、やりたいことをやれる子ども(あたま)
▪自分の思いを伝えられる子ども(こころ)
▪体を使って元気にあそぶ子ども(からだ)

保育方針
▪「生きる力」を大切にします
▪「経験」「体験」を大切にします
▪「地域との関わり」を大切にします

私たちの思い
▪子ども、保護者にとって安心できる第2のお家のような保育園でありたい!
▪子どもの思いを尊重し、納得するまで見守っていきたい!
▪子どもも保護者も心身ともに健康で過ごせるようにサポートしていきたい!

保育時間
早朝
通常
7:15~20:15(月~土曜日)
延長
定員(園児)
合計 1歳児(ひよこ組)2歳児(りす組)
1266
受け入れ月齢
1歳児、2歳児
定員(職員)
合計園長主任保育士保育士保育補助看護師調理師栄養士事務員
1611341213
https://mamsmile.jp/foresta/
通園エリア

板橋区志村、坂下、東坂下、相生町、蓮根、西台など