中板橋駅北口のアーケードをくぐってすぐに、ケーキ屋の手書き看板に出会います。
「でも、お店はどこに?」
と、マンションの一階通路を覗けば、、、
心地よい風が抜ける通路奥に、ちらっと見える、明かり。
風に導かれるままに、まるで、どこかにトリップしたような気持ちにさせてくれるそこには、本場フランスで修行をしたオーナーシェフの町田政信さんが営む欧風創作菓子店『パティスリー マサ』がひっそりと佇んでいます。
ケーキを身近に感じられるあたたかな店内
どれも美味しそうで決められず、ふと視線を移せば、厨房で仕込みやケーキの仕上げをするシェフの姿。
おしゃれなパティスリーって、「はやく選ばなくちゃ」っていうちょっとしたプレッシャーありませんか?
本当は、どれもゆっくり眺めていたいのに。
それがないパティスリーって、結構少なくて、貴重です!
私にとって、パティスリーマサもその貴重なお店のひとつで、ゆったりと心地よく時間が流れる空気感は、オーナーシェフの町田さんをみれば納得ですし。
店内にあふれる厚い安心感は、素材や装飾品にいたるまで本物にこだわっているからこそです。
手抜きのない定番ケーキと、次は買えないかもしれない季節商品
ショートケーキひとつをとっても、スポンジとクリームの比率が絶妙で、程よい甘さが、あっという間に口の中で行方不明になってしまうような、儚さ。
クレームブリュレも注文してからカラメルを焼いてくれるなど、どの定番ケーキにも手抜きがありません。
季節のケーキも含めて、どれも好きなる味で、食べ終わる頃にはいつも『あ〜また、食べたい♡』のため息。。。
中でも私が毎年楽しみにしているのは、夏頃の季節商品で、甘夏を贅沢に丸ごと使った『甘夏ゼリー』。
甘夏そのものが器になっていて、そのフタに残っている果肉を絞って、さらにジューシーにいただけば、もう、本当にとろとろと溶けてなくなってしまう恋しい美味しさ。
そんな、季節限定の美味しいケーキが1年を通して代わる代わる登場するのも、こだわりと人気のひとつです!
「一度食べては満足」
「二度、三度と訪れては新しい発見が」
そんな風に作りこまれたパティスリーマサのケーキたちは、欧風創作菓子と呼ぶにふさわしい繊細さを持ちながら、「私の町のいつものケーキ屋さん」という親しみやすさを兼ね備えています♪
そんなケーキ以外にも、ショーケース上に並んでいるパン屋顔負けのクロワッサン
とっても可愛いプリントクッキーは、ちょっとしたお礼菓子や手土産に重宝します。
前もって注文すれば、オリジナルイラストでクッキーもケーキも作れるようなので、特別な日に使いたいですね。
一年を通して、中板橋の石神井川散策と合わせ、季節の風に誘われるように寄ってみて欲しい『パティスリーマサ』。
あなたのお気に入りもぜひ、見つけてみてください!
パティスリー マサ
- 住所
- 東京都板橋区中板橋20-1(モダ・ビエント中板橋プラシア 1F奥)
- 電話番号
- 03-6822-0110
- 最寄り駅
- 東武東上線 中板橋駅より徒歩2分
- 営業時間
- 11:00~18:00
※最新情報はお店のHPにてご確認ください - 定休日
- 毎週火曜日(その他 店頭・フェイスブックにて毎月お知らせ)
- URL
- https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13200688/