<覗いてみよう!常盤台めぐみ幼稚園>

     

常盤台めぐみ幼稚園

住所
板橋区常盤台2-3-3
電話番号
03-3967-9424
理念・保育目標

・<未来を見据えた保育>を大切にします
神がキリストを通して示された無条件の「愛」を根幹においた全人的(身体・心・魂をバランスよく育む)保育を行います。

・<今この時(幼児期)に必要な保育>を大切にします
自分の存在を受け入れる心の安定を通して、卒園後の小学校生活や大切な学び(学習)に対する健全な意欲が育まれ、“しなやかな心”が育まれる保育を行います。

・<一人ひとりの個性>を大切にします
その子自らが興味をもつ“あそび”や“共同作業”を通して、それぞれのユニークな個性が大切にされ、異なる良き力を発見し、自信が育まれる保育を行います。

・<豊かな感性が育まれる環境>を大切にします
美に対する感覚が自然と養われる豊かな環境が提供されます。海外の方々とのコミュニケーションの機会、外国語を楽しいと感じる機会を大切にしています。

保育時間
早朝
7:30~9:00
通常
9:00~14:00(月・火・木・金)、 9:00~11:30(水)
延長
14:00~18:30(月・火・木・金) 11:30~18:30(水)
定員(園児)
合計年少年中年長
約90約30約30約30
定員(職員)
合計園長  副園長教諭保育補助 事務臨床心理士
1311
園バス
なし
課外教室
あり
長期休暇中の預かり
あり
プレ幼稚園
あり
http://bkmegumi.ac.jp/

※未就園児クラス(2歳児)は定員約30名

※課外教室
英語・演劇・リトミック(2019年度時点)。今後、種類を増やす予定。
英語については、卒園後も継続可能。

 

常盤台めぐみ幼稚園の特徴
1.遊び
2.食事
3.学び
4.イベント
5.未就園児教室・地域交流
6.その他

1.遊び

異年齢交流:有り
プール:有り(簡易プール、夏季のみ)
園外保育:有り

3年間で何かができるようになるということよりも、自分が「大切な価値ある存在」であることを実感できるようになることを、何よりも大事にしています。
人生の基礎を育む時期に、自分の存在を受け入れる「心の安定」が根付いたのちに、「学習」をするほうが、効率よく、しっかり身についていくのだと考えているのだそう。

最近、「自己肯定感」という言葉を育児の分野でもよく聞きますが、子どもたちの自己肯定感がしっかり育まれることを大事にしている園だと感じました。


2010年に改築した園舎は日当たりも良く、とても明るい雰囲気!



園内は子どもたちの作品であふれていました

各学年1クラスずつ、そして全園児で90人ほどという比較的小規模な園ですが、異年齢交流(縦割り保育)を日常的に行っているそうで、自由時間に一緒に遊んでいるとのこと。

なので、園全体にお友達がたくさん!
同い年の子と遊ぶのはもちろん、お兄さんお姉さんと一緒に遊んでもらったり、年下の子のお世話をしたりと、子供たちがいろんな立場を経験することができます。未就園児クラスの子供たちが年少クラスに遊びに行くこともあるそうで、年少からお兄さんお姉さんとして、一緒に遊ぶ機会があります。


各学年のお部屋は並んでワンフロアに


廊下には3学年共用で使えるおもちゃなどがたくさんありました!

2.食事

自園調理:一部有り
給食:なし
アレルギー対応:有り

週4回、お弁当を持参する園ですが、実は……食に関するイベントが盛りだくさん!

どういうことかというと…?

例えば、月曜日は「おにぎりの日」。おにぎりや果物を各自持参し、副園長先生が作ったおみそ汁と一緒に食べるのだそう。


おうちの方の手作りのおにぎりと、先生の手作りのあたたかいおみそ汁で、子どもたちも笑顔に!

園児たちがおみそ汁などを調理することもあります。

年少さんは混ぜることなどから始め、野菜洗いや皮むき、そして包丁をつかうものまで。年長さんになると、豆腐を手の上で切ることなど難しいことにもチャレンジしています。

自分たちで作ることで食に対する興味・関心や、食べ物への感謝の気持ちを持って欲しいとの思いがあるそうです。



人参のような硬い食材も頑張って切っています!

また、幼稚園で保護者の方にカレーを作ってもらう「親子会食」が毎月あります。各保護者は年1回、調理担当となり、幼稚園で子供たちと一緒にカレーを食べるそうです。

幼稚園でパパやママと一緒にご飯を食べるのは、子どもたちにとってはスペシャルな一日となりますね!

 

アレルギーについても配慮してくださっています。

アレルギーがある子だけ別の食事にするのではなく、なるべくその食材を使わずに作れるメニューにしたり、代替となる材料を使用して作ったり、という対応を取っているそう。

ひとりだけ違うメニューでなく、できればみんなで同じものを食べたい、という思いからだそうです。

こういったことからも、職員の皆さんの温かさを感じます。


お預かりの際のおやつも、すべて手作り。おやつが食べたいからお預かりにしたい!という子もいるそうです♪

3.学び

学習等の時間は特別設けてはいません。

小学校進学に向けて、45分程度座っていられることや、人に自分の話を伝えることなどを日常の保育の中で心がけて接しているとのこと。

また、教会併設のキリスト教の幼稚園なので、毎日礼拝の時間を設けています。

4.イベント

毎学期の遠足や作品展、運動会など盛りだくさんのイベントがありますが、お話を聞いて特に印象に残ったものをご紹介します!

 

▼プレイデー

保護者の方と幼稚園に来てもらって、一緒に遊ぶ日です!3学期の土曜日に行われます。

教育玩具の会社、ボーネルンドさんと提携しているそうで、屋内遊び場「キドキド」の大型遊具を持って来ていただいて、親子で遊ぶ時間も…!

まさに“出張キドキド”ですね!



大人はなかなか体験できない遊具。正直、体験してみたい!

▼国際交流

海外の方との交わりの時を大切にしています。

年長児は毎週1回、ネイティブの先生による英語のレッスンを受けており、年に1回、留学生が来園し数週間一緒に過ごします。

また、海外からゲストも招いており、2018年度には、長野パラリンピック開会式で歌唱したゴスペル・シンガー、レーナ・マリアさんによるコンサートが開かれました。2019年度はラグビー・ニュージーランドオールブラックスのタガロア元選手が来園。ラグビーの楽しさを教えてくださいました。

5.未就園児教室・地域交流

未就園児教室:有り

未就園児クラス(もも組)は、火曜・金曜の開催です。

入会金は2000円で、1回参加ごとに500円(手作りのおやつ代含む)。

月謝制ではないので、当日の子どもの体調や意欲も考慮して、気軽に参加できますね。

プログラムは子どもたちの主体性に合わせたものにしているそうで、母子分離は徐々にしていきます。

入園に関しては、未就園児クラスに通ったことがなくても、面接可能とのことです。


音楽遊びの時には、珍しい楽器を奏でることも


親子工作で作ったクリスマスの帽子


作った帽子をかぶって、おやつをいただきます♪


取材日はちょうど金曜日。未就園児クラスのお友達は、在園児と一緒に、ホールでおうたを歌ったり、演劇を見たりして楽しんでいました!

0歳から参加できる園庭開放や親子登園ひろば(自由に遊べるフリースペースの開放)もあり、地域の小さな子どもたちとママの憩いの場所にもなっています!

60年の歴史がある幼稚園ということもあり、地域との交流もさかんです。特に災害の時などは助け合えるよう、近くの会社や町内会などとも随時、連携しています。

6月の「花の日」には、各家庭からお花を一輪ずつ持ち寄って、老人ホームや警察署・消防署など、お世話になっている人たちに感謝の気持ちとお花を届けているそう。

また、地域の常盤台小学校と年1回、交流会もしています。

6.その他

▼入園にあたって準備するもの

制服はありませんが、体操着を入れる袋や、調理実習で使うエプロンなどの作成があります。

でも、お裁縫が苦手なママも大丈夫!

プレの間に、卒園児のお母さん方が来て、作成のコツなどを教えてくれる会を設けているので、どなたでも作ることができるそうです。

▼園バス

園バスはありません。幼いうちはおうちの方々と手を取り合い、四季を感じながら登園してほしい、という思いからとのこと。それでも、駅近な立地もあってか、遠方から電車で通われる方もいらっしゃるとか。

▼父母会

引き継ぎやすさを考慮したり、年間通してやるようなものではなくイベントごとの係にしたりするなどして、気軽に手が挙がるようなものに改善し、保護者の負担は年々減っているとのことです。

▼父母サークル

他の幼稚園ではあまり聞かない、父母のためのサークルがあります!

コーラス、書道、生け花などがあり、在園児・卒園児のお母さんたちが来られているとのことです。

手芸のサークルでは、園児たちが劇で使う衣装も作成・手直しをされていて、家庭での衣装作成などはほとんど無いそう。(素晴らしい!)

子どもが幼稚園に通い始め、空いた時間で趣味を楽しめて、ママ友もでき、作ったものが喜ばれる。父母サークル、いいことづくしですね♪

▼家庭訪問

4月に先生方が、各家庭の玄関先まで行き、どんな道を通って幼稚園に来られているのか把握されるとのこと。

家庭訪問を行う幼稚園は珍しいですが、これによって、園にいる時以外の子どもたちの生活も想像しやすくなるという大きな利点があるため、この機会を大事にされているそうです。

 

―取材を終えて

とにかく「アットホーム」。この一言に尽きます。

園児一人ひとりをとても大事にしているだけでなく、各家庭とも密に連携し、家庭と一緒になって子どもの成長を見守っていることが、ひとつひとつのエピソードから伝わってきて、温かい気持ちになりました。

卒園児やその保護者の皆さんが園のイベントのお手伝いに来られていたり、卒園児が20歳になったときに同窓会を開いたりもしているそうで、皆さん卒園後も関係が続いているようです。

 

私たちが初めて園を訪問した際に、今回の取材交渉をさせていただきましたが、園長先生はその場ですぐに取材を快諾してくださいました。また、実際の取材の際には副園長先生が、お忙しい中、大変丁寧に園を案内してくださり、取材中も園児たちからお母さんのように慕われている様子が印象的でした。

私たち自身が子どもに戻れるなら、優しい先生方がいるこの幼稚園に通いたいと思える、とても素敵な幼稚園でした。


取材担当:masayo、なつみかん、りょうこ
掲載内容は取材時(2019年11月)のものです。