
さいわい保育園
- 住所
- 板橋区幸町45-4
- 電話番号
- 03-3972-5861
- 理念・保育目標
保育理念
◇安心して出産・子育てができ、親と子が共に健やかに暮らせる地域をつくります
◇子どもの人権が尊重され、のびのびと心豊かに成長できる環境をつくります
◇新しい価値を創造し続け、子どもの健全な発育を見守ります保育方針
法人理念である「For the Community ~地域の皆さまのために私たちができることを~」のもと、新園の保育方針を以下の6つの柱とし、職員一同、子どもたちのために溢れんばかりの愛情と共に、日々たゆまぬ努力をします。◇恵まれた保育環境のなかで、健全な心身の育成を目指します
◇思いやり、慈しみ溢れる感謝の心を育てます
◇四季を感じ、自然を愛する心を育てます
◇人や地域を愛して日本を担う優秀な人材の育成を目指します
◇自己を確立し、豊かな感受性と表現力を養います
◇食を楽しみ、営む力を育てます※ホームページより一部抜粋
- 保育時間
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- 早朝
- 7:00~7:15(無料)
- 通常
- 7:15〜18:15
- 延長
- 18:15〜20:15(平日)18:15~19:15(土曜日)
- 定員(園児)
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合計 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 90 8 10 18 18 18 18 - 受け入れ月齢
- 生後57日~就学前
- 定員(職員)
-
合計 園長 保育士 保育補助 保健師 事務員 33 1 25 5 1 1 - URL
- http://saiwai-hoikuen.jp/
さいわい保育園の特徴
1.遊び
2.食事
3.排泄
4.学び
5.イベント
6.地域交流
7.その他
1.遊び
園庭:有り
異年齢交流:有り
プール:簡易
園庭・ホール・テラスにバルコニーと、一歩中に入れば、工夫とセンスが散りばめられた明るく開放的な園舎でした。
▼園庭
とっても広い!と、いうわけではありませんが、子どもたちがお外遊びをするのに十分な園庭。
毎朝のサーキット遊びも、この園庭いっぱいに遊具を並べて活動します。
園庭わきに植えられた、リンゴ・柿が毎年実をつけるそうですよ
▼ネット遊具
幼児クラスのベランダに謎の穴!?
特に魅力的だったのが、2Fと3Fのバルコニーを縦横無尽に行き来できる、大きなネット遊具。
本来、木登りなど不安定な足場でこそ得られる、重要な身体能力向上と、子どもたちの創造性が遊びの中で培えるようにと作られています。
見ているだけでもワクワクしましたが、スタッフに同行した子どもたちに挑戦してもらいました!
ここぞとばかりに体と頭をフルに使って、苦戦しつつも楽しそうでした。
上まで登れるようになるには、毎日の挑戦が必要そう!
▼テラス
「板橋で一番日当たりが良い保育園。かもしれない^^」
と、園長先生が言うほど太陽の日差しがとても気持ちの良いテラス。
2歳児さんの先生の間で、通称「プライベートテラス」と呼ばれているとか♡
アクリルの柵で安全かつ見晴らしの良いテラスは、2歳児クラスが、食後に元気な声を出して走り回ったりしているそう。
ちょうど取材をした日、このテラスに日よけネットと水遊びプールの準備が進められてるところでした。
3歳児以上の幼児クラス用に、ホールの前のテラスに仮設プールが設置されます。
取材時も暑く、水遊びが待ち遠しく感じられました
▼公園遊び
さいわい保育園の目の前にある板橋区交通公園を含む、近隣の公園に遊びに行きます。
一番遠いところでは、大谷口公園などにも遊びにも行くそうです。
そんな、公園遊びでは、自然と異年齢交流ができているようです。
水筒を持ち自分でお仕度ができるように!
2.食事
自園調理:有り
離乳食対応:有り
アレルギー食対応:有り
「さいわいキッチン」と呼ばれる給食室は、園入り口や園庭からなどいろいろな場所から中の様子を見ることができる、「見えるキッチン」です。
調理の様子がいつでも見えるので、子どもたちの食への関心につながります。
キッチンスタッフからも、子どもたちの顔が見えることが働きやすさにつながっているそうです。
園庭から見える給食がとってもおいしそう!
また、アレルギー対応食は色付きの器を使うなどして、見た目から間違わないよう対応しています。
とっても、おいしそうな笑顔♡
3.排泄
オムツ:紙
オムツの持ち帰り:なし
オムツは紙おむつを使用。保育園で処理して頂けるそうです。
2歳児クラスまでは、保育室にトイレが併設
トイレトレーニングは一辺倒ではなく個人差を大切に認め、子どもたち一人ひとりの身体機能の成長や情緒面を尊重して、無理なく進めていけるそうです。
幼児クラスが使うトイレは、広い廊下の途中にありとっても明るく開放的!
トイレが子どもたちにとって集いや憩いの場となることで、気持ちの面でリラックスすることができ、排泄もしやすくなる環境になっているそうです。
清潔感のある開放的なトイレ
4.学び
▼本格的な茶室での茶道と華道
5歳児クラスでは茶道と華道の時間があります。
園内に本格的な茶室があり、専門の講師の先生がお着物でお越しになるそうです。
子どもたちは、茶室に入るところからお作法を学び、先生が立てるお茶を見て、お茶菓子をいただくそうです。
茶器もきっちり揃っています
本物の茶室を園内に作ったのには「本物に触れさせてあげたい」というこだわりがあります。
本格的な茶室に一歩入れば、子どもたちの興味関心は一気に上がります。
環境を感じ取り、心のスイッチを自ら入れることで自発的に考えて行動する力を育てているそうです。
華道では、子どもらしく大胆にお花を生ける姿が見られ、みんな誇らしげだそうです。
作品は廊下に展示して、お迎えの保護者に見ていただいているそうですよ。
ふすまを開けると畳の心地よい香りに身が引き締まります
▼サーキットあそび
幼児クラスで毎朝のルーティンとして行われるサーキット遊び。
鉄棒・平均台などのさまざまな遊具をぐるぐる廻って、運動感覚を養います。
朝一でお決まりの「動」の活動を行うことで、体と脳が目覚めメリハリがつくので、その後の「静」の活動にもスムーズに取り組めるそうです。
毎日、チャンピオンが表彰されますが、スピードで一番になっただけではなれません。
「一番、多くのお友だちとタッチができた!」
など、みんなのいろいろな個性が輝く一番を、先生方が日々考えているそうです。
▼英語あそび
2歳児クラスから月2回程度、英語の時間があります。
専門の講師がいらっしゃいますが、講師の先生に任せきりにすることはなく、
担任の先生も一緒に参加して、子どもたち一人ひとりの興味関心を引き出すことを常に大切にしているそうです。
▼その他
文字あそび、運動あそびなど
5.イベント
▼カレーパーティー
年に一度、全園児参加で開催される「カレーパーティー」
メディアでも取り上げられる程の魅力!
会場となるホールには、給食室とは別に「オープンキッチン」が備え付いています。
野菜を洗う・皮をむく・包丁で切るなどクラス別に役割分担をして、実際にカレーを作って食べます。
楽しみの中で食育が行われる、とっても素敵な活動です。
▼運動会
取材に訪れた日も、園から見える近隣の広場で5歳児クラスのみんながパラバルーンの練習をしていました。
一見楽しいだけに見えるパラバルーンも、全員の気持ちを一つにすることで呼吸が合い、バルーンの動きを合わせることができます。
お友だちたちと心を合わせることの大切さを楽しく経験します。
▼その他
親子遠足・発表会・お芋掘り・年間行事
6.地域交流
▼さいわいひろば
毎週水曜に、園内で開催している地域子育て支援。
10:30~11:30の1時間、親子のためのちょっとしたプログラムを開催しています。
それ以外にも、
「来て見てプレママ」(妊娠中の個別見学相談)
「ちょこっと保育園」(親子で保育園体験)などもおこなっているそうです。
詳しくはホームページをご確認ください。
▼その他
地域行事参加など
7.その他
▼秘密基地
アナグラと呼ばれる小さな洞穴は、絵本コーナーになっています。
子どもたちが落ち着く空間であり、お迎えの際に保護者と絵本を選んで借りることもできます。
子どもたちは、せまい空間が大好きですよね!
その他にも、広く取られた廊下に備えついているベンチ。
これも、子どもの心の安全基地のひとつ。
どこに座るのが一番落ち着くかな~?
▼各保育室
2歳児クラスまでは、向かい合わせの4人がけテーブル。
3歳児クラスからは2人がけテーブルになり、「もじ遊び」などはしっかりとホワイトボードが見えるスクール形式になります。
保育室内・廊下とも、白を基調とした清潔感のある内装が魅力的でした。
先生が切って貼っての「壁面装飾」はありません。
むやみに子どもたちの気が散らないための工夫だそうです。
▼姉妹園が新
さいわい保育園から、板橋区交通公園を挟んだところに姉妹園「大山西町保育園」が新設されました。
取材担当:yukko、かすみ、みづほ
掲載内容は取材時(2019年6月)のものです。