<覗いてみよう!北野保育園>

     

北野保育園 本園

住所
板橋区徳丸3-20-14
電話番号
03-3933-1757
理念・保育目標

『和・気・愛・愛』をもって、地域の子育て支援を行います。
:人と人が相互関係を築き、「和」み、信頼と感謝の気持ちを育みます。
:人に気遣い、気配りの心を持ち、一人ひとりのやる「気」を高めます。
:人が人を「愛」おしく思い、その人の存在意義を高め合います。
:地域の人に支えられ、地縁を大切にし、地域のために貢献します。

『生きる力のある子ども』
北野保育園では、養護と教育が一体となり、様々な生活体験を通して、身体的・知的・情緒的・社会的発達を促し、社会で自立していくために不可欠な「生きる力のある子ども」を育てます。

保育時間
早朝
通常
7:15~18:15
延長
18:15〜19:15
定員(園児)
合計0歳児1歳児2歳児3歳児4歳児5歳児
本園13701018363637
分園2861012本園に 進級--
受け入れ月齢
本園:1歳児~就学前、分園:生後57日~2歳児
定員(職員)
合計園長  保育士 保育補助栄養士 調理師 看護師 その他 
本園371255業務委託業務委託15
分園13本園と兼務85業務委託業務委託本園と兼務
http://kitano-hoikuen.net/

北野保育園の特徴
1.遊び
2.食事
3.排泄
4.学び
5.イベント
6.地域交流
7.その他

北野保育園には、1~5歳児を受け入れている本園と、近くに0~2歳児の分園があります。今回は本園を取材しました。

1.遊び

園庭:有り
異年齢交流:有り
プール:簡易(組み立て式大型プール)

園庭は広く、梅やザクロなどの木々も生えています。
梅が実をつけると、近所の梅干しをつけている方におすそ分けしているとのことですが、たくさん実ったのでジュースにし、ゼリーを作って子どもたちのおやつにしたことも。
園で育ったものはなるべく食べられるようにしていっているそうです。

この日子どもたちは元気にかけっこをしているところでした。
最近は園まで自転車やベビーカーでくる子も多く、走る力が弱くなってきているように思うということから、意識的にかけっこ遊びをしているそうです。


夏のプールもかなり広いそう!


自分で遊びが見つけられるよう、おもちゃは取り出しやすい棚に

2.食事

自園調理:有り
離乳食対応:有り
アレルギー食対応:有り

給食は、選定委員会を設け、何社にもプレゼンをしてもらって選んだという会社に委託しています。
一汁三菜、毎日食育、が方針です。
和食中心にしたことで、初めこそ残食が多かったということでしたが、今では和食のほうが好きという風に変わったそうです!
だしは園用にブレンドしたものを使用。給食室の前を通るととてもいい香りがしていました。
お菓子も基本的には手作りで、市販のお菓子は鉄分補給のウェハース以外ほぼ出ないとのこと。

強度のアレルギーの子は、テーブルの種類を別にして間違いがないようにしているものの、なるべく集団の中で食べられるように配慮されています。そのご飯も、給食室で復唱、食べる前にもまた別の人が復唱と、誤りがないように徹底しています。

給食はいずれ何時~何時までの間に食べに来てねというバイキング形式にしたいと伺いました!なんとも画期的!
4、5歳児には食べる量など自分で決めて、考える力をつけさせたいということです。


1歳児の食事スペース、遊びは隣の部屋で

3.排泄

オムツ:紙
オムツの持ち帰り:有り

かたつむり型のドアの前には、並んで待っていられるようにと床にマークが。
以前は廊下に並んで先生が一人ずつ誘導していたのを、子どもたちが自分でできるようにとこのようにしたそうです。
トイレでの排泄は1歳からですが、0歳でもおまるに座らせてできる子もおり、その子に合わせた形で進めているとのこと。


おねしょをした時にも役立つ、保育室の外にあるシャワー

4.学び

勉強させることを望む声も最近は多いけれど、教え込むことはしないということでした。
自分たちは保育のプロではあるけれど勉学という学習のプロではないので、小学校に入ったときに人の話を聞き、行動できる、そういう子に育てて送り出すのが自分たちの仕事だと仰っていました。
自分たちでどうしていくか考えさせ、生きる力のある子を育てるというのが保育方針のひとつでもあります。
毎年テーマを決めて保育をしており、2018年度は”からだづくり”、その前は”食”だったそうです。

教材室を見させていただきましたが、紙芝居や絵本などが図書館よりも多いのではないかというくらい豊富にありました!その豊富さから、近隣の園が借りに来ることもあるほど。

5.イベント

▼発表会
毎年テーマを決め、舞台で一学年ずつ行っています。
2018年度は”満腹感”というなんともユニークなテーマ。


舞台のある広々としたホール


ホールはお昼寝にも使用。簡易ベッドは柔らかく、布団いらずで楽

▼運動会
体で表現するということを重視しているそうです。
そのため、組体操でピラミッドを作るというような見栄えのために子どもたちを厳しく練習させるようなことはせず、体を動かすということを大切にしています。

6.地域交流

地域の方向けのベビーマッサージや離乳食の講座などを開催しています。
また、近くのマイライフという高齢者施設と毎月交流しているそうです。
そこには畑があり、毎日その水やりに行くということでした。おもちゃの中に囲碁があったのもこの影響でしょうか。

7.その他

▼ソファのある保育園
園内を見させていただいて、こんなものが保育園にあるのだなと思ったのがソファです。
各部屋に色や形の違った低めのソファが設置されていました。中には食パンの形をした可愛らしいものまで。
朝から長く園で過ごす子どもたちが家のように気持ちもゆったりできるように、との思いから置かれたものでした。

▼親の一日保育士体験
一日保育士となって子供たちと過ごすことができます。
子どもを見る機会は発表会と運動会があるということで保育参観をやめ、このような形にしたそうです。
ほぼ毎日受け入れオッケー!
保育園なので当然保護者の方々は働くママさんですが、体験される方も多く、一度やると楽しかったという方が多いとのこと。
4月頃と年度末にもう一回やることで子供の一年の成長を見るという方もいるそうですよ。

▼歴史あり進化あり
昭和28年に開園した歴史のある園ですが、ハード面でもソフト面でも現場の先生方の意見を随時取り入れて進化している園だなと感じました。


水道も先生が可愛らしく手直し


四角くする予定だった入口を先生の意見で上部を可愛く丸に

食事や遊びなど子どもの自主性を重んじており、保育方針である「生きる力のあるこども」を育てるという姿勢が、短時間の取材ながら伝わってきました。
また、子ども達により良いものをという先生方の気持ちが形として現れたものも沢山見られましたし、それを先生自身も楽しんでやられているようです。
「保育って楽しいものですよ」と仰っていたのが印象に残っています。


水槽は癒しや楽しさを与える空間づくりのひとつ


取材担当:かすみ、琴
掲載内容は取材時(2018年10月)のものです。