
今回、保育園フォレスタ・志村三丁目を取材して感じたのは、保育園の時期だけではなく、小学校、その先の未来まで見据えて子どもたちと関わっているということでした。
保育園が大切にしているのは、文字や計算を早く覚えるような「先取り教育」ではありません。
遊んでいたら、いつの間にか数に触れていた。絵本を楽しんでいたら、言葉を吸収していた。夢中になって手を動かしていたら、鉛筆やお箸を使う動きにつながっていた。そんな風に日々の遊びや生活の中に、学びにつながる経験が活動の中に組み込まれています。
ここには、「学ぶって楽しい」「やってみたい」「自分で考えてみよう」と思える力を乳幼児期から育てる環境が揃っています。
小学校に入ると、勉強だけでなく、身の周りのことを自分でしたり、人と関わったり、困ったときに考えて行動したりと、子ども自身に求められることが一気に増えていきます。
だからこそ、入学前に必要なのは、何かを先取りして覚えること以上に、自分で考え、動いていける「土台」なのだと感じました。

遊びながら、いつの間にか学んでいる
保育園では、遊びの延長線上に学びを取り入れる「楽習保育」を取り入れているそうです。
例えば、ある活動を突然始めるのではなく、まずは関連する絵本を読むことなど導入から始めます。
絵本を通して子どもが興味を持ち、「これ知ってる」と思ったところから、遊びや活動へつなげていきます。
ただ遊びを用意するのではなく、「なぜこの遊びをするのか」という目的を持ちながら、その子の発達や成長に合わせた関わりを考えているところも魅力です。
「好きだからやる」のではなく、「知ったから好きになる」
取材の中で、特に印象に残った園長先生の言葉があります。
「好きだからできるのではなく、知っている、できるから好きになるんです。順序が逆なんです」
子どもがある遊びをしないと、この子は興味がないのかなと思ってしまうことがあります。
しかし実は、興味がないのではなく、「それが何なのか」「どうやって遊ぶのか」を知らないという背景もあるそうです。
大人が少しやって見せることで「こうやって遊ぶんだ」と、子どもの世界が少しずつ広がっていくことがあります。
知っているから、やってみようと思える。
できるようになるから、楽しくなる。
楽しくなるから、好きになる。
今すでに好きなものを深めるだけでなく、さまざまなものに出会える環境をつくることも大切だとお話しされていました。
また、幼少期にどれだけ多くの「知らなかった世界」に出会えるかも、その後の生きる力につながっていくのだと感じました。

あえて「待つ」ことも、子どもの力を育てる
たくさんの経験を用意する一方で、保育士さんが大切にしていることが、必要以上に手を出さないことです。
例えば、子どもが泣いているときにも、ただ泣き止ませるのではなく、「この子には今、何が必要なんだろう」と考えながら関わります。
大人が先回りすれば、早く解決できることもありますが、その少しの待つ時間の中で、子どもは自分で考え、試し、工夫する経験を重ねていきます。
教えることと同じくらい、待つこと、見守ることも成長に不可欠なのだと感じました。
「頭・心・体」を、バランスよく
文字や数に触れたり、体を動かしたり、友だちや先生と関わり、自然に触れる体験をする。
一つひとつを見ると異なる活動ですが、どれも子どもの「育つ土台」につながるものとして考えられています。
大切にしているのは、「頭・心・体」をバランスよく育てること。
知識だけではなく、非認知能力と言われるテストの点数などでは測ることのできない力も、日々の体験の中で育てていきます。
吸収できるこの乳幼児期に、たくさん見て、触れて、感じて、考える。その積み重ねが、豊かな小学校生活を送る力になり、さらにその先の人生を歩いていく力にもつながっていくのだと考えられています。

ここまで保育園での過ごし方に力を入れるのは、小学校のカリキュラムが親世代より難しくなっているからだと園長先生は話します。
算数国語理科社会などの暗記重視の勉強から、プログラミングや英語の導入、資料作りからのプレゼンなど低学年から求められることが高度になってきている現実が背景にあります。そこで対応できる基礎力の土台を築ける保育園です。
また、保育園フォレスタ・志村三丁目の強みの一つが、発達に関する専門性の高さです。子ども一人ひとりの成長発達段階に応じて「より良い環境の中で育ってほしい」という思いから、園での姿だけを見るのではなく、家庭とも子どもの様子を共有しながら、その子の発達に合った接し方や遊び方をアドバイスしてくれます。
保育園と家庭が連携し、情報の共有に留まらず、その子が持っている力をさらに伸ばしていくところまでサポートしていることも、この園ならではの特徴です。
子どもが自分でできることが増えることは、子どもの自信につながるだけではありません。保護者がすべてを先回りして支え続けなくても、子ども自身が少しずつ自分のことに取り組めるようになれば、安心して仕事を続けたり、自分らしく生きることを大切にしたりすることにもつながっていきます。
子どもを支えるために、保護者も支える
もう一つ、取材の中で印象的だったのが、「子どもだけ」を見ている園ではないということです。
園長先生は、「お父さん、お母さんも、子どもにとって大切な環境の一つです」と話します。
そのため、家庭での環境づくりについてアドバイスをしたり、子どもの発達について保護者が学ぶ機会をつくったりと、保護者へのサポートにも力を入れています。
「どうしてこんなにイヤイヤするの?」「なぜすぐ喧嘩になるの?」子育てをしていると、子どもの行動に戸惑うことがあります。
しかし、発達の仕組みを知ることで、「今はこういう時期なんだ」と見方が変わることがあります。
子どもへの見方が変われば、親の気持ちにも少し余裕が生まれます。
この保育園での珍しい取り組みは、2歳児クラスから幼稚園進学を見据えたサポートも行っていること。
気持ちを切り替えることや、友達との関わり、一人遊びを通して自分でやる力を伸ばすなど、進学後の生活につながる非認知能力も日々の保育の中で伸ばしていきます。
さらに、必要に応じて、卒園後にも利用できるシッターなどの情報など物理的なサポートまでしてもらえるのが特徴的です。
子育てに疲れている保護者には、必要に応じて「今日は園に預けて少し休んでください」と声をかけることもあるそうです。
外部の支援が必要な場合には、適切なサービスにつながれるよう相談にも寄り添います。
子どもの育ちを大切にすることと保護者が仕事や、自分自身の人生を大切にすること。どちらかを諦めるのではなく、親子それぞれが自分の人生を歩いていけるよう支えていく。
保育園フォレスタ・志村三丁目は、単に子どもを「預かる場所」ではなく、子どものこれからと、その家族のこれからまで一緒に考えてくれる保育園です。

取材を終えた今、発達特性ある息子を育てる母親目線で見て、
保育園選びで苦労した私は、もっと早く出会いたかった、という感想に尽きます。
発達特性があることで入園拒否、入園しても対応できないからと転園などを繰り返し経験して、たくさん傷ついてきた過去があります。今思い出しても胸が苦しくなります。
だからこそ、私のように保育園選びで悩んでいるお父さんお母さんに、この保育園に出会えるようにという思いで書かせていただきました。
志村三丁目だけにとどまらず、板橋全体、区も越えて、我が家のある和光市までにも、フォレスタのグループ保育園ができたらいいなというのが本音です。
保育園フォレスタ・志村三丁目
- 住所
- 東京都板橋区坂下1-18-14 ハイツ高富1階
- 電話番号
- 03-5918-6507
- 最寄り駅
- 都営三田線 志村三丁目駅
- URL
- https://mamsmile.jp/foresta/
- 2027年度 入園説明会のお知らせ
- 📅 2027年1月30日(土)
⏰ 10:00〜11:30(9:50開場)
📍 板橋区坂下1-18-14 ハイツ高富1階
対象:2027年度の1歳児・2歳児クラス
📝 入園説明会の詳細・お申し込みは園HPから






