2024年2月からマム・スマイルグループが運営している「板橋経済新聞」。日本一愛される地域メディアを目指し、板橋をもっともっと盛り上げるため、記者を募集することになりました。
すでに記者として活躍しているまきこさんの思いや経験をぜひ読んでいただき、やってみたいと思った方はご応募ください!(末尾に応募フォームがあります)
ひまわりこども食堂を運営する「ひまわりカフェ・いきいきラボ」スタッフのみなさんと記者
「みんなの経済新聞」の板橋エリア版、「板橋経済新聞」がリスタートして3ヵ月。日々更新を目指して私たち記者が書いた記事は50本を超えました。
はじめに直面した大きな壁、書くのは○○のみ
「いたばしプロレスを全力で応援する息子を持つ母親」。
最初に担当した記事は、いたプロの試合でした。
選手の名前と、最低限のルールがやっと分かる程度の知識しかない私に、果たして書けるのだろうか。
昨年インタビュー・ライティング講座を受け、書くことを仕事にしたいという目標は立てつつも、いきなり「新聞」と名の付くメディアはハードルが高すぎる。
そんな不安を抱える一方で、全国に150近い加盟社を持つ媒体の大きさと、興味のあることに携われるという期待感は相当なものでした。
みんなの経済新聞は国内外140エリアで展開しています
入稿規定や記者ハンドブックなどを片手に、文章の組み立て方や細かいルールを確認しながらなんとか800字程の文章を書き、提出。
その後、本部でのプロによる校正が入ります。
戻ってきた原稿には愛のある赤文字がずらり。
そこで落ち込んでいる暇もなく、指摘された箇所を確認し、公開へ。
なんともいえない達成感とともに、ここまでがとても長い道のりに感じました。
そして、私にとっての最大の壁は、「事実のみ」を書くということ。
赤文字で大幅に削られる部分は、新聞記事には不要な「気持ち」が入った文章がほどんどでした。
取材から公開までの間、たくさんの感情が動きますが、ここでは全て不要なものです。
その上で「伝えたい事実」をどう表現するのか。
校正戻りの赤色はだいぶ減りましたが、修業はまだまだ続きます。
必要なスキルとは・・試行錯誤力!?
初めて書いた記事
もうひとつ、どんな情報をどうやって入手するのかというのも、悩みの種の一つです。
書くスキル以外にも、この情報収集力に加え、現場での取材にはコミュニケーション力が要りますし、タイムリーな素材の収集には根回し力も必要になります。
マルチタスクをこなすとなると、時間管理も課題です。
はじめにこう聞くと、「いや、私には無理・・」と感じるかもしれませんが、これらは得手不得手はあるものの、私たちがこれまでの社会人経験の中で少なからず培ってきた能力なのではないでしょうか。
加えて私は、母親であるという立場も存分に生かしています。
新しいことにチャレンジする力、上手くいかないと落ち込んでも立ち直る力、チームの目標達成のために必要となる協調性など、息子に育んでほしい「目に見えない力(非認知能力)」を、親が身をもって伝える絶好の機会と捉え、試行錯誤する母の姿をありのまま見せています。
どちらかというとインドアを好む我が子ですが、今では親子参加型のイベントには積極的に出向くようになりましたし、いたプロはじめ、地域の方との交流を彼なりに楽しんでいるように思います。
また、リスキリング(学び直し)が必要となる変化の激しい時代を生きているということも、私たち親世代が忘れてはならない事実です。
企業で働くことだけが仕事の選択肢ではない今、記者活動を通して出会える人や物からヒントが生まれることもあるのではないかと感じています。
初心者記者が感じた地域メディアの存在意義とは
先ほどの、どんな情報をどうやって入手するのか、という問いの答えですが、記者は自身の生活圏内で拾える情報から手がかりを得ていることも多いです。
最近ですと、毎月利用していた「こども食堂」が、新しく「みんなの居場所」という誰でも利用可能なカフェタイムをオープンすることになり、その取材をさせてもらったという例があります。
どのような志で「こども食堂」をはじめたのか、「みんなの居場所」をやろうと思ったきっかけは何だったのかなど、改めて知ることで理解が深まりますし、そこに潜む社会問題にもアンテナが立ちます。
また、想いを行動に移している方々の話を直接聴けることは、視野が狭くなりがちな子育て中の今、大変貴重で刺激的な時間でした。
実際、この記事が公開された後に主催団体の方からいただいた感謝の言葉は、忘れられないものになりました。
この感謝や喜びの循環は、地域活性につながるという実感が持てましたし、それこそが地域メディア「板橋経済新聞」が存在する意義であり、目指すところなのだと嬉しくなりました。
板橋経済新聞の記事はYahoo!ニュースなどでも配信されます
他にも、習い事の経験からピアノ演奏会の記事を担当するママや、サッカー観戦の趣味を生かして試合記事を書くママなどさまざまです。
興味のある分野はもちろん、取材方法も自分で決めて動いていますので、自身の強みの再発見や、新しく何かに挑戦したい方にもおすすめです。
地域の中で子育てしていくからには大切にしたい、地元の人とのつながりとそこから広がる出会い。
板橋経済新聞の記者を一緒にやってみませんか。
エントリーは下記から。
募集要項
<応募資格>
板橋区内または近隣に住んでいる方
板橋区、あるいは記者に興味のある方
<活動内容>
■ネタ出し、取材、撮影、執筆など
ご自身で興味のあるものを中心に記事を作成します。そのほか依頼があったものを書くこともあります。
取材は現地取材に限らず、電話やメールでの取材も可能です。
写真撮影はスマートフォンで構いません。取材先から提供いただく場合もあります。
■日々のやりとりは基本的にはリモートです。ご自身の都合に合わせて作業ができます。
月1回程度、オンラインで会議を開いています。(状況に合わせて変更します)
■既存メンバーは仕事や家事や子育ての合間に活動しています。月2記事を最低目標にしていますが、ノルマはありません。
■板橋区内共通商品券で謝礼をお支払いします。
※定員に達し次第、受付終了します