「ママのお仕事ヒストリー」では、ママになってからの働き方の変化や悩み、工夫などをママたちに伺っています。子どもが産まれる前と、産まれてからのお仕事の変化。それに伴って生まれるモヤモヤや、その乗り越え方。2人のお子さんを持つワーママ・ゆうこさんにとっての育児と仕事の両立についてお話しをお伺いしました。
2歳と0歳5か月の2人のお子さんがいるワーママ。食品会社に勤務し、現在は育児休業中。
ーお子さんが産まれる前までのお仕事について、教えてください。
新卒で食品会社に入社し、品質管理などの仕事をしていました。働き方改革やワークライフバランスなどが社会的にいわれる前は、残業時間が60時間を超えることも!
もともと希望していた食品会社の仕事でしたし、やれることは頑張ろうとけっこうがむしゃらに働いていましたね。
ーお一人目のお子さんが産まれ、お仕事復帰されてからは何か変化はありましたか?
息子が1歳1ヶ月の頃、仕事に復帰。保育園のお迎えは私が担当していたので、時短勤務を取得し働く時間も短くなりました。何より、残業せずに帰るようになったのが、大きな変化ですね。
会社側も仕事内容や人員を調整してくれて、仕事量が出産前よりだいぶ少なくなったんです。
ーいい職場ですね!
ありがたいことなのですが、私の中では「もっとできるのに」「前はもっと働けていたのに」という気持ちもあり、少しモヤモヤしていました。
ー確かに、バリバリ働かれていた方にとってはモヤモヤしてしまうかもしれませんね。そのモヤモヤをどう解決したのですか?
社内公募の仕事があり、自分から思い切って手をあげ参加することになりました。仕事の幅が広がり、職場でのやりがいをさらに持てたことがよかったです。
ー自分から手を挙げられるってすごいですね!働く時間が限られている中、手を挙げることについて迷いや葛藤はなかったですか?
そうですね、途中で投げ出すわけにはいかないので「大丈夫かな?」という気持ちはありましたが、「新しいことに挑戦してみたい」という気持ちの方が強かったですね。
ー育児とお仕事を両立する上で、意識していることや工夫はありますか?
「なんのために働いているのか」を見失わないことが大切かなと思っています。みなさんそれぞれ「仕事が好き」とか「子どものため使えるお金を増やしたい」など働く理由があると思いますから、その目的を大事にしてほしいです。
目的があるなら達成するために、頼れるものは頼っていいと思います。例えば、家事の時間を短縮してくれる家電を買う、食事もテイクアウトなどをうまく利用するなど、手間を抜けるところは抜いて、無理をしすぎないことが大事だなと思っています。
ーゆうこさんの、「ママになっても仕事も諦めたくない!」というあついお話しが聞けて、私もがんばろうと力をもらえました。今日はありがとうございました。
この記事は、マム・スマイルの「インタビュー・ライティング講座」(2023年5月〜開講)の課題として受講生が書いたものです。
記事のテーマは「ママのお仕事ヒストリー」または「私が“ママ”になった日」。
受講生同士で15分間のインタビュー、500〜800文字という条件付きのもと執筆しました。
マム・スマイルでは、さまざまなママ向けの講座を開講しています。最新情報は公式LINEで発信しています。