地元企業の熱い想いも載せて、「絵本のまち板橋」から生まれるクラファン絵本は、子どもたちの明るい未来につながります!

8月19日にスタートした、板谷春花さんによる絵本のクラウドファンディング。
現在、16人からの支援を受け進んでいます。(9月2日現在)

https://camp-fire.jp/projects/view/689637?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

惠友印刷 板橋

リターン品は、絵本やポスターがお手元に届くコースや、板橋区の保育施設へ直接寄付ができるものなど、6つの支援の中から選べます。
今回は、『はぐれこうもり ねぐらでひとり』に込められたメッセージと、実際に絵本の制作にご協力いただいた地元の印刷会社を訪問して伺ったお話しをご紹介します。
ぜひ最後までチェックしてみてください!

1.絵本のあらすじをちょっとだけご紹介。主人公はこうもりのピッピちゃん。テーマは「つながり」

絵本の読み聞かせについては、子どもの心が安定する、想像力が育まれる、ママの自信も育める等、良い効果ばかりだということは、クラファンページでも詳しく紹介されていますが、実際にどんな本を選んだらいいのかは、一度はママの悩みの種になるのではないでしょうか。

今回の絵本、『はぐれこうもり ねぐらでひとり』は、孤独に生きるこうもりのピッピちゃんが、外の世界で起こる新しい出会いから、相手と心を通わせることで、自分は一人ではないと気づき、成長していく物語です。
乳幼児への読み聞かせにぴったりですし、小学生の読書の習慣づけにも一役買ってくるような内容になっています。
また、社会との「つながり」が減り、不安に陥りがちなママの心にも響く、優しいストーリーです。
ぜひ多くの方に手に取ってもらいたいです。

絵本のまち板橋 板橋

2.地元ママのご感想

マム・スマイルのランチ会に参加した、板橋区で子育てをするママに読んでもらったところ、「こうもりの絵本と聞いて、実写的な絵本を想像していたけど、イラストがすごく可愛かった」、「読み終えた後に、気持ちがほっこりした」といった感想から、板谷さんの子育てに対する悩み、葛藤に共感する声も多く聞かれました。

クラファン 板橋ママ

3.どんな機械で印刷するの?惠友印刷さんにお話しを伺ってきました

春花さんご自身が子育てに悩んだ経験から、オリジナル絵本をつくりたい!という想いを抱き、作家さんとイラストレーターさんによるこだわりの詰まった絵本が生まれました。
また、ポスター制作については、恩賜上野動物園のこうもり飼育担当の方にご協力いただくという、たくさんの方の手によってここまで進んできた本プロジェクトですが、では実際に、絵本を印刷する印刷会社さんとの出会いはどのようなものだったのでしょうか。
安くて簡単に注文ができるネット通販のような印刷会社はたくさんあると思いますが、あえて地元企業に依頼をすることにした理由を板谷さんに伺うと、マム・スマイルの拠点である板橋区のみなさんでつくりあげたかったとのこと。
また、マム・スマイルを介して出会ったその印刷会社さんの取り組みに、深く共感したからだそうです。
そこで、惠友印刷株式会社さんに伺い、お話しをお聞きしてきました。

惠友印刷株式会社
1995年(平成7年)創業。板橋区大原町に本社と工場を構える社員数30名の企業。出版印刷、一般商業印刷に加え、製本・加工やデジタルコンテンツの企画・制作等クリエイティブ分野にも力を入れている。パーパス(企業の存在意義)は、「グラフィックの力で、人類の知と文化の営みに資する」。

 

■今回のクラウドファンディングに協力してくださった理由
これまでは、大量生産、大量消費、そして大量廃棄という時代でしたが、今はそうでありません。
惠友印刷は書籍の印刷、製本を手掛けてきましたが、数年前から絵本の企画、制作のクリエイティブ部門にも力を入れており、今回のお話しは、今後さらに価値のあるものを創っていきたいという社の理念にも叶っています。
さらに、ひとりのママが同じように悩むママに向けて希望を届けたい、子どもたちの未来のために新しいことに挑戦したいという夢のあるお話ですので、板谷さんの想いに共感し、ぜひということでお引き受けしました。

■絵本を印刷する機械とその特徴
印刷機は大きく分けて、大部数に向いているオフセット印刷と、多品質で少ない部数に向いているデジタル印刷の2種類があります。
今回絵本を印刷する機械は、最新鋭のデジタル印刷機「インプレミアIS29」で、特徴はB2サイズの大きなものが刷れるということと、そしてなにより絵柄、色の再現性に高い品質を持つことです。
IS29は、世界的にまだあまり流通していない稀少な機械なので、そのデジタル印刷機で刷られた絵本をはじめて手に取れるというところにも、大きな価値があると思います。

惠友印刷 板橋

4.デジタル絵本も少しずつ増えてきている今、紙の絵本をつくること。環境への配慮も気になります

■リターン品のポスターには、破棄する予定だった紙、端材(はざい)を使用されるのですね
印刷の過程では色合わせの際や、製本の工程で、どうしても少しずつ残る紙がありますので、それを捨ててしまうのではなく、有効活用しようという取り組みはこれまでも例があります。
SDGsのひとつ、2021年からはじめた「生帳(なまちょう)プロジェクト」をご紹介をしますと、書籍を製作する際に、実際に使用する紙を使用し、サンプルとして作る「束見本(つかみほん)」というのがあるのですが、仕上がりが確認できると廃棄されてしまうこの白いノートを200冊ほど集め、株式会社良品計画様の「もったいない市」にて販売し、収益は全て募金券というかたちで寄付しました。
また、教育現場へは、いたばし総合ボランティアセンター様を通じて、学習参考書の旧版や、余り紙をコピー用紙として無償で提供するという活動もしています。
今回の、「こうもりの不思議を知る知育ポスター」の制作にあたっても、この廃棄するはずだった紙を使うことで、環境に配慮した取り組みを広く子どもたちに知ってもらい、その意識が浸透してくれればいいなという想いがあります。

・・・映像制作会社を起業され、デジタルの世界でご活躍されてきた春花さん。
デジタル絵本にするという選択肢はなかったのでしょうか・・・

板谷:乳幼児の成長の特別な時期、いわゆる共同注意のフェーズを迎える我が子と、紙の質感やその温かみを一緒に感じるひとときを持ちたかったので、絵本をデジタルにするという選択肢は当初からありませんでした。
その上で、今回惠友印刷さんとの対話を通じて、端材という素材を知り、ぜひ取り入れたいと思いました。
また、惠友印刷さんとの打ち合わせを重ねるごとに、紙の品質にも大変な情熱が込められていることを知り、さらに信頼が深まりました。

5.ママと地元企業とのつながり

絵本制作を依頼した惠友印刷さんから、結果的にたくさんの応援をしていただいている春花さん。
双方で信頼関係が築かれている様子が、とても温かく印象的でした。

■最後に、惠友印刷の萬上社長より、子育て中のママへ向けたメッセージをいただきました
板橋区は、世界的に絵本の産業が盛んなイタリア・ボローニャ市と友好都市交流協定を結び、「絵本のまち板橋」として、中央図書館やいたばしボローニャ子ども絵本館から、文化振興、教育活動等の発信をしています。
印刷・製本産業も盛んです。
今後、地元に生産基盤や技術を保有する強みを生かして、絵本に関連する国際イベントが開催できたらいいと思っています。
また、絵本もデジタルという媒体がこれから伸びていくと思うのですが、当社が大事にしているのは、人間が本来持っている五感を通じた感動体験を増やしていただくことです。
紙の本の質感や風合いは、子どもたちの脳を刺激します。
そして、絵本を通じて多様性に触れることもできる。
子どもたちには、たくさんの絵本を読んであげてほしいですし、自分で読めるようになったら子どもたちが自ら本を選んで読むという環境づくりができるといいですね。

6.あなたからの応援が、地域で育つ子どもたちの明るい未来につながります!!

今回、惠友印刷さん、春花さんの熱い想いを聞き、小学生の子どもを育てるひとりの母親として、ここ板橋区で子育てができることに大きな喜びを感じました。
クラファンにチャレンジするママ、それを周りで応援するママ、そして子どもたちを取り巻く環境の向上を心から願ってくれる地元企業の方々。
そんなたくさんの想いをのせたこの絵本には、子どもたちひとりひとりへと届くメッセージがきっとあるはずです。

\「つながり」に気づく物語の力 子育てに悩むママたちに届ける絵本/
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